山岸先生の別の作品を読んでみよう…ということで手に取ったのがこの『アラベスク』。無名のバレリーナ「ノンナ・ペトロワ」が「ユーリ・ミロノフ(先生)」にその才能を見出され、プリマドンナを目指す究極のバレエ漫画である。
『街場のマンガ論』で内田先生が「大人買いした」と言っていたので、猿真似して大人買いしてみた。
最初に読んだのが『日出処の天子』という昼ドラ以上に衝撃的な歴史漫画だったせいで、少し警戒しつつ読み始めたのだが、思っていたよりも健全な少女漫画だったので拍子抜けしたというか、ホッとした。
しかしながら、相変わらず神がかっていて少女漫画の域をはるかに越えているような気がする作品である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
★漫画
- 感想投稿日 : 2012年10月10日
- 読了日 : 2012年8月5日
- 本棚登録日 : 2012年8月27日
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