ダチョウは軽車両に該当します (文春文庫 に 19-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年6月7日発売)
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本棚登録 : 1022
感想 : 134
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動物園シリーズ第二弾。
マラソン大会でいきなりダチョウが走ってくる所から始まる。どんな展開だよ!と思いながら読み始めた本作だったが、意外にも結末は重かった。実際にこういう事はないと思いたいが、どんなシチュエーションにしろ動物を生き物と思っていない人はいるわけで。人間の利益の為に動物が犠牲になるのは耐えられないな…。
主人公桃本くんはいまいち頼りなさげなキャラだが、今回最後の犯人に向けての行動は格好良かった。そして、変態服部くんのキャラが面白すぎ。今回はその服部くんの愛犬(勿論変態(笑))にも笑わされた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ┣似鳥鶏
感想投稿日 : 2014年7月27日
読了日 : 2014年7月27日
本棚登録日 : 2014年7月14日

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