いつもとは違う図書館に行ったので、読みたいリストにあって、いつもの図書館にない本を数冊借りてきた。
「和菓子のアンソロジー」はずっと待ちわびていたもの。和菓子というのが、ペット・本屋さんに比べて話題にしにくいのではないか、単調な話になってしまうのではないかと感じていたのだが、全くそんな事はなかった。十人十色で、かけ離れた話の中に上手く和菓子が組み込まれていて流石!と思わず唸ってしまった。
坂木さんのアンちゃんとの嬉しい再会から始まり、刑事物ありファンタジーあり外国物あり、過去未来と時代も超えて、読みながら短編集とは思えない充実感を感じた。
ほぼはじめましてな作家さんばかりだったが、特に気に入ったのは北村薫さんの「しりとり」と恒川光太郎さんの「古入道きたりて」かな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
*アンソロジー
- 感想投稿日 : 2014年5月18日
- 読了日 : 2014年5月18日
- 本棚登録日 : 2014年5月17日
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