アフリカからの難民としてオーストラリアにやってきたサリマを中心に描かれる。言葉も通じず、家族の理解もあまりなく、孤独な毎日の中でも黙々と仕事をし、英語の教室に通う姿は努力と忍耐の人。
自分の置かれた境遇を嘆く事なく受け止め、生きていく強さを持ち合わせたサリマの姿に何度も涙が出そうになった。特に息子の教室で拙い英語でプレゼンをする件…。
最後のハリネズミの手紙で少し私的には「なんだ、そういう事か」と冷めてしまった部分があり、☆4つになりました。
読書状況:読み終わった
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その他>あ行
- 感想投稿日 : 2015年4月24日
- 読了日 : 2015年4月22日
- 本棚登録日 : 2015年4月9日
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