西南シルクロードは密林に消える (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2009年11月13日発売)
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本棚登録 : 187
感想 : 24
5

すごい旅だった。
この旅は20年ほど前の出来事。今、彼らはどうしているのだろうか。特に、著者に電話してくる独裁者予備軍はどうしているのか。

エピキュリアン大尉はもう、酷すぎ。息子、生き抜いてほしい。

ソン・リップたち、巻き込まれ型の人たちの人間模様も面白かった。著者の存在、迷惑でしかないだろうから。

著者が交易品という考え方は興味深かった。確かに、人から人へと託されている。

それにしても、今、こういう企画は通らないだろうなあ。20年前の景気の良かった出版業会という視点も興味深かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2022年11月14日
読了日 : 2022年11月14日
本棚登録日 : 2022年11月14日

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