アレ?もう最終巻?…と帯をみてびっくり。
全巻の雰囲気から、なんとなく後2,3巻はいくと思っていたのだが。
果たしてあそこ迄、いろいろ仕込んでいてこの一巻で集約出来るのか(させられたのか?)などと不安を抱えつつ、読むことに。
結果。面白かった!うん、面白かった!
松之内が穢星に堕とされた理由。
イズミヤ含め梅之内の望み。
カグヤの奮闘。
必要なモノは全て入っていた。
各話それぞれ魅力があり、読んでいて楽しかったし、読み手を意識しているのか、細かい演出が読み応えを一層盛り上げてくれた。
正直、もう少し色んなエピソードを挟んで続けても良かったと思う。
が、こんなに綺麗に終わらされるとこれはこれで良かったのかもしれない。
言葉は矛盾してしまうと思うが、ギッシリと詰め込んだ読み切り風の短編シリーズだという印象。
是非、この作者の次回作が読みたいと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2012年5月3日
- 読了日 : 2012年5月3日
- 本棚登録日 : 2012年5月3日
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