存在しているだけで価値があることがある。
本文の中で、自殺未遂をした人に対する看護婦の助言の一節です。
人間、存在しているだけで、他の人の役に立つことがあるということが、本書で受けた最大の伝言です。
人間の価値の大きさを感じることができただけで、本書を読んだ価値があったと思いました。
ps.
ある漫画で「異能力ただおる」という、いるだけの能力がある人の話しを聞いたことがあります。
当時は、ピンと来ていませんでしたが、看護婦さんからの助言には、重みを感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アガサクリスティ
- 感想投稿日 : 2011年8月4日
- 読了日 : 2010年2月4日
- 本棚登録日 : 2011年8月4日
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