実践FDTD時間領域差分法

著者 :
  • 森北出版 (2006年9月21日発売)
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感想 : 2
5

利点だらけの方法のように読めた。
Finite Difference Time Domain(FDTD)

モーメント法で必要だった解析構造ごとの積分方程式の定式化が、FDTD法はメッシュの電気的特性だけで良い。
FDTD法は非線形問題も解析可能
モーメント法では1つの周波数だけ計算するが、FDTD法は直流から数百GHzまで1回の計算で得ることができる。

ただし,励振方法,セルの切り方とサイズの選択方法,解析対象物の境界条件,解放領域境界における吸収境界条件の選び方
について、複雑な形状を解析対象とする場合,経験やノウハウが必要との事。

Yeeアルゴリズムを基本にしているとの事。

プログラムの実例が載っているので分かり易い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時間(time)
感想投稿日 : 2011年11月13日
読了日 : 2010年11月13日
本棚登録日 : 2011年11月13日

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