破妖の剣外伝(6) 呼ぶ声が聞こえる (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2001年3月2日発売)
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本棚登録 : 253
感想 : 11
5

破妖の剣外伝6巻。
サティン主体の「呼ぶ声が聞こえる」と、ラス主体の「かけ違えられた釦」の2本。
「呼ぶ声が聞こえる」はサティンと、めでたく(本人にとってはめでたくはなさそうだが)復活を遂げ彼女の護り手になった鎖縛が、かつての出会いの地クーダルへと仕事に赴く。
この2人は相性最悪かもだけれど、結構良いコンビだと思います。
衣於留がこれからどういうポジションを獲得するのかが楽しみ。
願わくばあの人の護り手になってくれてたら嬉しいな・と。(そしてサティンと意気投合して鎖縛をからかってると微笑ましい。)
「かけ違えられた釦」は、明らかにラスと因縁深そうな幼女・イリアが助けを求めてくるというもの。
次の本編への繋ぎやこれからの展開の伏線が盛り込まれた重要な回だと思います。
闇主の「所帯を持つ気にでも〜」発言に「こいつついに言いやがった」と思ったのは私だけではないハズ。
前巻(外伝5)に引き続き、浮城メンバーが主力強化し、これからの展開に期待。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2007年11月12日
読了日 : 2007年11月12日
本棚登録日 : 2007年11月12日

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