BMWやルフトハンザ航空のロゴでも使われている欧文書体、ヘルベチカ(ラテン語で「スイスの」)。活字鋳造会社のハース社から依頼を受けたマックス・A・ミーディンガーによる「ノイエ・ハース・グロテスク」という書体を元に、1957年から1974年の間に複数のデザイナーによって制作されたもので、「おそらく世界でいちばん有名な欧文書体」。
この本では、こうしたヘルベチカに関する歴史や情報、資料がぎっしり詰まっています。ビジュアルのみせかたも上手。ビビットなオレンジ色の本のデザインも気に入っており、小さな本ですが書棚に並べておくだけで存在感があります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アート・デザイン・メディア
- 感想投稿日 : 2011年5月30日
- 読了日 : 2009年12月1日
- 本棚登録日 : 2011年5月30日
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