抜書、或いは書籍の余白に書き込まれた膨大な文章から南方熊楠が生涯関心を注いできた事物について論ずる。粘菌学者として、また神社格子運動の反対者として、スポットの当てられることの多い熊楠であるが、本書では主に中国書(の、仏教書が多い)との関わりを中心に扱う。
巻末に「南方熊楠使用中国書一覧」、また南方熊楠全集や記念館開館に当たっての文章を収録した「回想短章」がある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
民俗
- 感想投稿日 : 2014年1月13日
- 読了日 : 2014年1月13日
- 本棚登録日 : 2014年1月13日
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