すべての「イライラ」を根っこから絶ち切る本 (ナガオカ文庫)

著者 :
  • 永岡書店 (2013年3月19日発売)
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本棚登録 : 151
感想 : 16
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イライラに対する対処方法、またそうならないための心構えが書かれていた。とてもわかりやすく勉強になった。アンガーマネジメントの本は、これまで読んだことがないが、本作はとても対処に適した本である気がする。

「イラッとする」と「イライラする」ことは違う。前者は「人類の防御反応」で、後者は「自らが選択している反応」。今まで、イラっとすることは良くないことと思っていた。しかし、それは当たり前の反応。問題なのは、アイツのせいで!とウジウジ考え、自分の中でイライラし続けるという選択をしていることだ。つまり、被害者モードになり続けるのが良くないということだ。これは大きな気付きだった。

完璧主義は「~するべき」という思考がたくさんあるということ。それだけ、センサーが働きイライラに敏感になると言い換えることもできる。
つくづく完璧主義は損だなと思わせられる。
これも一つの気付き。

そして、最も感じたことは、イライラで苦しんだり、疲弊するのは結局は自分自身。
そう考えると、怒ることが本当にバカらしく思えてくる。

被害者モードであり続けないようにするのは、筋トレと同じで、鍛えていくものらしい。
今後、少しずつでもトレーニングして、「平和な心」でいる時間を長くしたい。
怒りの感情がどうしようもなくなった時に、また読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月9日
読了日 : 2023年9月9日
本棚登録日 : 2023年9月8日

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