本質を見抜く「考え方」 (サンマーク文庫 な 3-1)

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  • サンマーク出版 (2011年7月14日発売)
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・人は答えが出ないことに耐えられず、早まって誤った判断を下すことが多い。正しい判断のためには、しばらく答えが出ない「宙ぶらりん」の状態に耐える習慣づけが必要である。

・(日本人は自分の考えに臆病であり、その場の支配的な考えに影響されやすい)多少見えることがあっても、「そういうふうに考える自分のほうがおかしいのではないか」「善意を無視して、後ろ向きな考え方をしているのではないか」「そもそも人間同士はりかできるはずだ」などと自分の思いに自信が持てないときほど「優等生」的なものに逃げ込もうとするものです。

・学問を社会に還元するということは本来、むずかしい話をわかりやすく一般化するということ

・「御三家」「三種の神器」「三位一体」三は印象に残りやすく、脳を落ち着かせる作用がある。

・答えを見たり聞いたりするまえに、自分の頭で考える習慣をつける。

・「It is old.」イギリスでは「いい、信用できる、親しめる」という意味

・どん底→これ以上はないと知ることで、国や企業、人間の心のなかに覚悟が生まれる

・世と人は元来うまくいかないものであり、ギリシャ哲学や老子・荘子も人が世の中といかに折り合って生きるかを考えてきた。

・反論の余地のない見事すぎる理論は、「先に結論ありき」の仕組まれたものである可能性がある。

・みんなが言っていること/全員一致→ちゃんと考えていない?それはかえって危険信号だと認識する

・「変わるもの」に目を奪われていると、最も大切なものを見失う

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年12月8日
読了日 : 2023年1月22日
本棚登録日 : 2023年1月22日

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