少年院の少年達が一時解放され、また隷属に戻る話。
極限状態での人間性崩壊ネタと思いきや、作者は少年達のリビドーをあくまで常態のものとして描写するため救いが無い。
フィクションとして一歩離れて見ることができない、不愉快な魅力に満ちている。
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カテゴリ:
novel
- 感想投稿日 : 2009年3月25日
- 本棚登録日 : 2009年3月25日
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