日本の芸術と西洋の芸術を同列に考えるのは(私にとって)非常に難しく、ついつい切り離して鑑賞してしまいがちだ。とはいえ同じ時代に別の地点で様々な芸術が開花していたことは事実で、そこを非常に明朗に語ってくれている本書はとても面白い。西洋美術の解説が主ではあるけれど、同時代の日本美術との比較、日本と西洋の歴史の流れなど様々な発見があり、芸術に目を向ける新たな視点をひとつ手に入れたような感覚。
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- 感想投稿日 : 2020年5月30日
- 読了日 : 2020年5月30日
- 本棚登録日 : 2020年4月14日
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