本屋大賞ノミネートということで、お金の分は満足できますが、私には普通の推理小説、2時間サスペンスドラマのシナリオに感じたなあ。
やっぱり書店のスタッフはあんまり本を読まないのかなぁと改めて感じました。
文章も滑らか出し、将棋のことはよく取材していると思いますが、主役が元奨励会である必然性はないですね。主役が将棋を説明するナビにしかなっていない。
どこか大筋を作って絵コンテ描いて、小さく、シナリオっぽく描かれてしまっている。
すごく力を感じる作者なので大長編にチャレンジしてほしい。そうすると省筆の必要性からいろんな面が洗練されていくのでは?まぁ編集者の力も必要かな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年4月12日
- 読了日 : 2018年4月12日
- 本棚登録日 : 2018年4月12日
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