葉室麟さん亡き後、よく読んでいる作家の一人・笹本稜平さんの最新作。
私が彼の作品を読みだした日が浅いせいかも知れないが、笹本さんは警察小説と山岳小説の優れた書き手だとばかり思っていたが、昨日から読みだした2013年に発行された「遺産」という小説の作者紹介では、文筆活動のスタートは「海運分野を中心にフリーライターとして活躍」と書かれていた。
しかしこの本では、私がお気に入りの警察小説と山岳小説の醍醐味を一気に味わうことが出来る。
二人の女性が、ある時を境に名前を入れ替えたという設定には少し疑問を感じるが、迫力満点の作品であることは間違いない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年4月16日
- 読了日 : 2020年4月16日
- 本棚登録日 : 2020年4月16日
みんなの感想をみる