歌人の家族でそこにある感情の複雑な渦巻きを思うと、短歌とは文芸なのか芸術なのか闘争なのかと考えて、宇宙の深淵を覗き込んでため息が出てしまう。どんなに美しい短歌を作る人にも死は訪れるが、短歌は残る。後世に残る短歌の詠う過程を克明に記録したのがこの本である。
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- 感想投稿日 : 2018年12月27日
- 読了日 : 2018年12月25日
- 本棚登録日 : 2018年12月25日
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