カレイドスコープの箱庭

著者 :
  • 宝島社 (2014年3月5日発売)
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本棚登録 : 1212
感想 : 163
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田口先生、病院長になってなかったのねー
そこにちょっとびっくり

AIの国際フォーラムはまだ開催してないから次の田口白鳥シリーズかな?

この作品はミステリーみたいだった
フーダニットかな?
病理医が今、どんな苦境に立たされているか
解剖がどんなに割にあわない仕事なのか
AIを使えば亡くなった人の家族ともキチンと話せる利点
そういうものが良くわかった
病理医はいなくちゃいけないものだけど、難しいんだね
病気の判断をするのは大事な仕事だ

海堂さんは病理医だからすごく丁寧にリアルに書いてあった
AIの普及と同時に病理医の大事さも訴えたいのかな?
普段は病院や今の医療制度に何も問題を覚えないけど
海堂さんを読むとすごく今の医療制度の足りなさがわかる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 現代ノベルス
感想投稿日 : 2014年12月18日
読了日 : 2014年12月18日
本棚登録日 : 2014年12月18日

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