前に読んだ13もそうでしたが、この人は神がかり的なものを描くのがすごくうまいです。
別にオカルトとかではなく(宗教の要素はすこし含まれますが)。
13は視覚、特に色で、沈黙は音、アビシニアンは匂い、かな。
どれも文字にするのは難しそうなのに、かなり繊細に、迫力すら伴って描写されてます。うーん、うまい。
アビシニアンの二人目の主人公が、私と同じく偏頭痛の持病もちでした。読みながら思わずそうそう、と頷いたり。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2014年4月16日
- 読了日 : 2003年10月15日
- 本棚登録日 : 2014年2月17日
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