ほとんど予備知識もなく「怪獣小説ってオモロそう」とだけ思って読んでみたのだが、これって本編にMM9ってシリーズがあって、その外伝的な作品集やったねんね。本編も読んでみよう。
予備知識なくてもそれなりに楽しかった。
4編の作品すべて良いが、読み応えとしては最後に収録されている怪獣無法地帯がボリュームもあって一番。あの元祖怪獣にあの悲劇的怪獣をぶつけて来るなんて、オタク心くすぐるわぁ。さすが山本弘分かってるわぁって感じ。
その前掲載の「怪獣神様」は、帰マン悲劇のあいつをリスペクトしてるんやろなぁ。これはこれで考えさせられる(というか考えるべきなんやろな)作品。
怪獣なんて幼稚と思わず、読んでみて欲しい。ロマンには倫理が似合うって分かると思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本小説
- 感想投稿日 : 2016年12月30日
- 読了日 : 2016年12月30日
- 本棚登録日 : 2016年12月16日
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