ジャック・リーチャーシリーズ。同名タイトル映画の原作らしい。シリーズの中では随分地味な作品を映画化したもんだなと思う。ターナーとの邂逅なんか単作(一応2作目らしいが)映画では表現が難しいだろうと思うのだが。
映画はともかく、本作。アクションシーンはほとんどノー射撃。これも時代の趨勢なんだろうか?残念ながら各ションシーンは本作では読み処ではない。肉弾戦もそうそう派手ではない(飛行機内の格闘シーンは結構オモロかったが)し。
その代わり、ターナーとの絡みや、14歳の女の子との絡みなど、人間ドラマ的な部分がクローズアップされている。リーチャーも歳をとると角が取れてくるということか。スペンサーのようになっていくのかもしれない。それが良いように機能して円熟味を増してくれるのなら、まだまだこのシリーズも追いかけ甲斐があると思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2019年11月18日
- 読了日 : 2019年11月18日
- 本棚登録日 : 2019年11月17日
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