ダブル・バインド4 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店 (2011年9月27日発売)
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本棚登録 : 393
感想 : 19
5

犯人は予想通り。ただ共犯だと思ってたから、実際の理由はそうだったのか…と。
やっぱりBLというより面白いミステリーだった。だってBLで最初に書く感想が犯人が予想通りかどうかって今までにない。
この作者さんの本は初めて読んだけど人気があるのに納得。大ファンになりました!
他の作品も読んでみよう。

読み終わった時に、こういうストーリーだからこのタイトルなのか…と納得することは多々あるけど、ここまでいくつもの意味を持つタイトルってなかなか無い気がする。内容にピッタリなタイトル。

ストーリーとは関係ないけど、あとがきが面白かった。『エリックじっちゃんの何かけて〜』は今の祥とかけ離れ過ぎて、逆に読んでみたくなった。想像したら笑えるけど、もう祥じゃない?いや、そんな祥も人格の1人に潜んでいる…?
そして死ぬはずだったメインキャスト。誰だか分からないけど、今のラストが好きなので誰も死なないでいてくれて本当に良かった。

もう少し読みたかった新藤さん×忍カプの話しが外伝で出てるみたいなので、それは購入予定リストへポチッ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL小説
感想投稿日 : 2020年12月26日
読了日 : 2020年12月26日
本棚登録日 : 2020年12月26日

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