鬼滅の刃 6 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2017年5月2日発売)
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感想 : 126
5

大正ファンタジー活劇冒険譚!
得られるものがあるのは、戦闘だけではではない。
組織としての鬼殺隊。その上位にいるお館様と柱たち。
蝶屋敷での休息と治療、機能回復訓練。
炭治郎の、多くの人との出会いは心の糧となる。
そして、鬼側にも新たな動きが・・・。
第44話~第52話収録。
柱合会議に連行された、炭治郎と禰豆子。
お館様と柱たちとの顔合わせとなりましたが、
ほんの数ページでの各人の個性の強烈なことが解ります。
“隠(カクシ)”の存在も組織としての鬼殺隊を知る、大事なこと。
蝶屋敷での治療と鍛錬の日々も同様。このような細やかな設定が
成されていることに、感嘆しました。
カナヲと村田さん登場。そして善逸、伊之助の性格、炸裂。
炭治郎の頑張り屋さん&優しさも同様で、蝶屋敷の女の子たちに
慕われ(キャラメルは当時、高級品!)、技会得のヒントまで
与えられます・・・って、瓢箪!
彼女たちやしのぶとの出会いと語らいは、糧になることでしょう。
そして鬼・・・鬼舞辻のその名の通りの無惨さも炸裂、超絶独裁者!
全体的には、あちこちに人の想いが溢れる感じで、
鱗滝の手紙に涙する炭治郎、しのぶの告白、そして禰豆子の
“プイ”が良かったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ・アニメ
感想投稿日 : 2020年9月15日
読了日 : 2020年9月15日
本棚登録日 : 2020年9月7日

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