ヨーロッパ5か国での「暮らし体験」で知った家事と生き方再発見。
1か国目 フランス(2011年)ーかっこよく暮らす
2か国目 ポーランド(2005年)ー豊かさを目標に暮らす
3か国目 フィンランド(2003年)ーナチュラルに暮らす
4か国目 ノルウェー(2009年)ーシンプルに暮らす
5か国目 イタリアー(ジェノバ2008年)、
(アルバアドリアティカ2019年)フレンドリーに暮らす
70代後半の著者の、パワフルなホームステイのエッセイ。
ヨーロッパ5か国での、受け入れてくれた家族との生活は、
短い期間だけれども、得るものがいっぱい。というか、
パワフルに様々なことを吸収していく行動力のすごさは驚き。
その国の背景、その地域の自然環境に即した生活は、
衣食住に凝縮されていて、それらをつぶさに観察している。
家族における家事の役割、親子の在り方、家族や友人との関わり。
各々のホストファミリーの家事において大事なことは何か。
それらから見えてくる生き方や暮らし方から得られた、
様々なヒントをも示してくれる。
スーパーマーケットや街でのグルメ、観光の話は楽しく、
ホストファミリー宅での食事の記録も興味深かったです。
シンプルな食事だけど、愛情たっぷりな感じです。
すごいのは、著者もお礼に料理を作って振舞うこと。
これって、なかなか出来ないことですよ~。
あ、イタリアのスーパーマーケットのショッピングカゴ、
写真が見たかったなぁ。床を転がすって、どんな仕様?
- 感想投稿日 : 2022年8月2日
- 読了日 : 2022年8月2日
- 本棚登録日 : 2022年3月20日
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