出版業界、書店業界を、コミカルに描かせたら、
ピカ一の大崎さんの千石社シリーズ3作目です。
千石社のモデルは、「文藝春秋」社…。
1作目は、ファッション誌、2作目は、文芸誌、
ときまして、
3作目は…、いよいよ本丸??の、週刊誌です。
もちろん?、モデルは、「週刊文春」ですね!?
今年に入って、文春砲を連発炸裂させている?、
タイムリーな編集部を直接取材した作品でして、
新人女性記者の奮闘記(お仕事小説)の体で、
前半は、細かなエピソードを取り上げながらも、
全編通して、連続殺人事件を追いかけています。
週刊文春で取り上げられた、
個々の事案をアレンジした小話、といぅよりは、
新人記者の、あるある苦労話を散りばめながら、
記者としての成長と、後半の大逆転に向かって、
お話が展開していく、エンタメ小説でしたね…。
とは言え、
業界あるあるは、既2作ほどではなかったかも?
言い換えれば…、週刊誌の記者や編集部は、
意外と、小説にし難ぃ題材なのかもしれなぃ…?
高ぃ期待度に対しては、ふつぅだったかもな~。
とは言え、そんな中、3話めのエピローグが、
育休不倫疑惑の元議員を彷彿とさせる?ネタで、
文芸誌への掲載が、昨年5月といぅことでして、
少しばかり、ぶるっときました…。
(5月のできたちゃった結婚時には、すでに…)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年5月17日
- 読了日 : 2016年5月17日
- 本棚登録日 : 2016年5月3日
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