作者の宮下さん一家が、
北海道のトムラウシに山村留学した1年間を綴った、
エッセイといぅか、日記といぅか、
気がつくまま、思ぅままに、日常が綴られています。
とにかく、
全編でとても楽しくて、最後の別れでうるっとくる、
とてもステキな1年間が、綴られていました…(^―^)
まず、
子供たちのキャラクターや感性が、素晴らしぃです!
その言動に唖然とさせられる母・宮下さんの様子が、
小気味よぃ文章で、活き活きと描かれている一方で、
家族のあり方や子供の育て方に対する率直な感慨が、
肯定、否定も含めて、やわらかく伝わってきます…。
そして、舞台となる、トムラウシの大自然の中での、
僻地5級の富村牛小中学校と地域の人々との交流が、
厳しさや不便さを差し引いても、否、それも含めて、
そこに係わる、すべての人々の人生の一部において、
実りのある時間と、貴重な経験となっていることが、
うらやましくも感じます…。
この一冊だけで、
次男は、無事、大学に行けるんではないでそぅか…(笑)
それだけ、多くの人に読んでもらいたぃ作品ですね…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月6日
- 読了日 : 2015年3月6日
- 本棚登録日 : 2015年2月28日
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