劇場版第2作(1993年公開)のノベライズです。
劇場版最新作(2015年公開)は、本作品の続編となりますので、
復習も兼ねて…。
舞台は、レイバーの優位性に陰りが見え始めた2002年の東京…。
原作の主人公や主役メカが、ほとんど登場しなぃといぅ内容は、
ある意味、押井監督らしぃ?続編の構成ではありましたが…、
作品の公開前年に成立した、PKO協力法の懐疑的な問題点を、
基軸に据えた構成と内容は、最近の安保法制議論とも相まって、
20年以上前に作られた作品とは思えない現実感、既視感があり、
改めて、奥の深い作品だったんだな~と…。
最新作は、本作品の12年後の現在を舞台とし、
本作品の首謀者のシンパが、本作品の事件をトレースしますが、
現実の社会もまた、本作品が作られた当時を、
トレースといぅかループといぅか…、成長してなぃといぅか…。
技術者の端くれの自分的には、当時より、
二足歩行型の作業機械といぅレイバーの設定、位置付けには、
とても興味深く感じられていた点もあり、
第1作から最新作にかけての市場の変化には、納得感もあり、
それも含めて、多角的に楽しめた作品でした。面白かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年6月4日
- 読了日 : 2015年6月4日
- 本棚登録日 : 2015年3月30日
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