河童猿さんの感想・レビュー

引っ越し大名三千里 (ハルキ文庫 と 6-2 時代小説文庫)

著者 : 土橋章宏

• 角川春樹事務所 (2016年5月12日発売)

『超高速！参勤交代』の土橋さんの最新作です。

徳川家康の次男の結城秀康の五男となる、
松平直基とその息子の松平直矩の２代で、
計７回の転封を命じられた前橋松平家の、
「引っ越し奉行」片桐春之介を主人公に、
お家引っ越しに伴うドタバタ奮闘記となります。

作風としては、
『超高速～』のよぃテイストはそのままですが、
エンターテインメント性といぅ観点からですと、
ちと、小振りな感じだったでそぅか…？？
（エンタメとしては、ちと大人しぃ感じかな…）

それにしても、土橋さんは、
前作の安政遠足や、本作の引越し大名などなど、
ユーモラスなネタを見つけて、小説化するのが、
お上手ですよね～。
（脚本家さんだけに、映像が浮かぶ感じで…）

評価は、少～し甘めですかね～？

感想投稿日 : 2016年6月2日

読了日 : 2016年6月2日

本棚登録日 : 2016年5月17日