■書名
書名:耳をすませば
著者:柊 あおい
■概要
8月、夏休み。本が大好きな中学生・雫が不思議な猫に導かれてた
どりついた場所は…? 気になる少年との出会い、将来の夢、生ま
れて初めての気持ち…。雫の中で、なにかが変わりはじめる――。
(From amazon)
■感想
やっ~~~~~と、売ってました!!!
これ、本屋に行くたびに探していたんですが、なかなか売って
なかったのです!!
いや~~見つけたときはテンション上がりましたね~~
内容は、スタジオジブリの映画"耳をすませば"の原作です。
こういうのって、総じて原作の方が面白いけど、これも例に漏れず
原作の方が面白いですね。
いや、勿論、映画も面白いんだけど、漫画の方がすっきりしていて
良い。ただ、聖司の心情の変化は、映画版が圧倒的に丁寧に描いて
います。漫画はすっきりしていますが、弊害として男性側の心情
の変化が、早いというか、雑です。
映画を見ていないと、かなり想像を膨らませて読むことになります。
基本的には面白いので、読む価値有りです。
最後に不満を一つ。
短編の"耳をすませば 幸せな時間"が同時収録されているなら
言って欲しかった!!
(まあ、背表紙に書いてあったのだが、これとは別に"耳をすませば
幸せな時間"も売っていたため(普通は品切れ)、テンションがあが
り背表紙に気がつかなかった・・・・)
これとは別に"耳をすませば 幸せな時間"も買っちゃったよ!!
この文庫版の"耳をすませば"に未収録の短編"桔梗の咲く頃"も
面白く読めたからいいけどさ・・・
- 感想投稿日 : 2011年8月3日
- 読了日 : 2011年8月3日
- 本棚登録日 : 2011年8月3日
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