■書名
書名:負けない力 一流の仕事ができる人に共通する武器
著者:新 将命
■概要
「1勝9分け」の働き方が仕事の質を変える!
1勝9分けの働き方の「1勝9分け」とは、
現実の勝敗のことではありません。
1勝というのは、少なくとも自分には克つということであり、
残りの9分けは、とにかく負けないようにする、
仮に勝負に負けたとしても自分の心まで折れないようにするという
ことです。
どんなにがんばっても、
自分が置かれている環境が悪ければ結果は出ませんし、
その時々の社会状況や運もあります。
だからこそ、不遇をかこっているときには内面を磨き、
将来のための種まきをして、捲土重来に備えるべきなのです。
最後に成功する人、一流の仕事ができる人は、
他人との勝負に「勝つ」こと以上に、
自分に「克つ」ことに強く執着しているものです。
なぜなら、他人との勝負は、
時の運や相手との力関係があるので必ず勝てるとは限りませんが、
自分との勝負は、
その気になれば100パーセント克てます。
やるかやらないか、続けるか続けないかを選ぶのは、
ほかの誰でもなく自分自身です。
(From amazon)
■気になった点
・目標を持って生きる人は、何かをなすうえで一番重要な情熱を
持っており、自分を高め、他者のモチベーションを高める事が
出来る。
・以下の質問に即答できるかどうかが、その人が目的と目標を持って
生きているか、なりゆきまかせでいきているかをはかるリトマスシ
である。
・人生の理念と目的は何か
・何を目標として生きているのか。
・これから何をしたいのか。
・どういう自分づくりをしたいのか。
・大事なのは、重大な事故が発生する前に悪い芽をつむことが出来る
システム、そして、管理職や同僚とその芽の存在を前向きに共有
出来る人間関係と習慣をきちんと作っておくことである。
・問題を多角的、長期的、根本的の3視点に分ける事も重要だ。
・問題が起きた時は、その当事者を非難するのではなく、起きて
しまった事実にどう対応するかを考える方に力を注ぐ。
・何かを知っているだけの人は、それを好む人に負けてしまう。
好きだという人は、楽しんでやっている人に負けてしまう。
・自分が成長できなければ、社員を幸せに出来ないから。
・目標が大きくなればなるほど、個人の力だけではたどり着けない。
必要なのはチーム力だ。そして、チーム力を最大限に引き出す
には、リーダー力が不可欠になる。
・任せた以上、方法論に関しては余計な口出しは一切せず、目一杯
任せ、自分は結果責任を負う事が重要である。
- 感想投稿日 : 2013年4月21日
- 読了日 : 2013年4月21日
- 本棚登録日 : 2013年4月21日
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