奇巌城 アルセーヌ・ルパン

  • 2012年9月13日発売
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本棚登録 : 87
感想 : 10
4

■書名

書名:奇巌城 アルセーヌ・ルパン [Kindle版]
著者:モーリス ルブラン

■概要

20世紀初頭のフランスの人気作家モーリス・ルブランの長編冒険小
説。大正~昭和初期の作家である菊池寛の訳による。1927(昭和2)
年から文藝春秋社で刊行された「小学生全集」に収録された。さる
伯爵の館で起こる殺人と強盗、怪盗アルセーヌ・ルパンの匂いをか
ぎつけた少年探偵イジドール・ボートルレがその跡を追う。原典を
児童向けにまとめた抄訳。
(From amazon)

■感想

本の存在は知っていましたが、読んだことが無かったので今回、初
めて読んでみました。

よく考えられているストーリーだと思います。物語も2,3転します
し、ルパンの正体も考えられています。

物語を読んでいると、結局ほぼすべての人間が犯罪を犯しているに
も関わらず、ルパンだけが悪者になっている違和感は多少ありますが、
そこは大目に見て読むべきなのでしょう。

登場人物についても、メインのキャラクターについては、しっかり
性格付けがされていますし、ルパンも魅力的な人物となっていると
は思います。(ただし、ルパンに惚れた女の子は精神病としか思え
ない行動をしていますが・・・)


kindle購入を機に、昔の本に触れられているのはよいのかな~と
思いますので、これからも色々と読んでいきたいです。
(本当はPCでも青空文庫で読めるんですけどね。自分には、利便性と
いうのは無料より大きいのかもしれません。)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本:小説
感想投稿日 : 2014年1月26日
読了日 : 2014年1月26日
本棚登録日 : 2014年1月26日

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