■書名
書名:奇巌城 アルセーヌ・ルパン [Kindle版]
著者:モーリス ルブラン
■概要
20世紀初頭のフランスの人気作家モーリス・ルブランの長編冒険小
説。大正~昭和初期の作家である菊池寛の訳による。1927(昭和2)
年から文藝春秋社で刊行された「小学生全集」に収録された。さる
伯爵の館で起こる殺人と強盗、怪盗アルセーヌ・ルパンの匂いをか
ぎつけた少年探偵イジドール・ボートルレがその跡を追う。原典を
児童向けにまとめた抄訳。
(From amazon)
■感想
本の存在は知っていましたが、読んだことが無かったので今回、初
めて読んでみました。
よく考えられているストーリーだと思います。物語も2,3転します
し、ルパンの正体も考えられています。
物語を読んでいると、結局ほぼすべての人間が犯罪を犯しているに
も関わらず、ルパンだけが悪者になっている違和感は多少ありますが、
そこは大目に見て読むべきなのでしょう。
登場人物についても、メインのキャラクターについては、しっかり
性格付けがされていますし、ルパンも魅力的な人物となっていると
は思います。(ただし、ルパンに惚れた女の子は精神病としか思え
ない行動をしていますが・・・)
kindle購入を機に、昔の本に触れられているのはよいのかな~と
思いますので、これからも色々と読んでいきたいです。
(本当はPCでも青空文庫で読めるんですけどね。自分には、利便性と
いうのは無料より大きいのかもしれません。)
- 感想投稿日 : 2014年1月26日
- 読了日 : 2014年1月26日
- 本棚登録日 : 2014年1月26日
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