花鳥風月

アーティスト : スピッツ 
  • Universal Music (1999年3月24日発売)
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本棚登録 : 942
感想 : 101
5

誰かに楽曲提供したものや、アルバムに入っていないカップリング曲なんかを集めたアルバム。
辺見えみりの「流れ星」は好きだったけど、
アルバムとしてどうなのかなぁ…と期待せずに聴いたら、
さすがスピッツ、やっぱりイイ!!
ちゃんと1枚のアルバムとしてイイです。
流れも、「流れ星」「愛のしるし」〜と聴きやすい曲から入るから
ふふふ〜んと聴ける。

「ロビンソン」のカップリング「俺のすべて」は、
ファンになる前の夏フェスで初めて聴いたときに
「何でこの曲盛り上がるんだろう?」と思っていたけれど、
聴けば聴くほどすてきな曲。
いつも「俺の前世はたぶん詐欺師かまじない師〜♪」という歌詞を
「俺の前世はたぶん悪魔か漫才師〜♪」と口ずさんでしまう。笑

「マーメイド」は何となく出だしフリッパーズっぽいような感じで、
サビのサマードリーム、さかな〜のところが凄くすき。

その後の「コスモス」の切なさも、井上陽水みたいな歌詞もいいんだよねぇ。

「野生のチューリップ」遊佐未森が歌ってたと知ってナットク!
彼女の雰囲気にめちゃくちゃぴったり。
「愛のしるし」もそうだけど、マサムネさすがー。
夜空に〜いつもの星が見え〜ない〜♪という出だしが、ぐっと来るところ。

ただ、「おっぱい」(曲名です。)は私的すぎて、
彼にそう思われてたらうれしいだろうな…と思って聴くけど、
別にマサムネに歌ってほしくなかったかな……。
何でかわからないけど。
「トゲトゲの木」も特に好きじゃない。

今、調べて「新しい順」というのを知って、ナットク。
最後の3曲はまだ洗練されてない感じがしたから。
歌い方も「あれ?」って思ったのだけど、わざとそうしたのかな。
まだ、自分の声を受け入れてなかった頃の曲なのかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スピッツ
感想投稿日 : 2011年1月22日
読了日 : 2011年7月11日
本棚登録日 : 2010年12月9日

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