動物と人間の世界認識: イリュ-ジョンなしに世界は見えない (ちくま学芸文庫 ヒ 11-1)
- 筑摩書房 (2007年9月10日発売)
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ドイツのユクスキュルが提唱した「環世界」と「唯幻論」を展開した岸田秀氏を踏まえて筆者はイリュージョンという言葉を使っている。非常に面白かった。昆虫も動物も人間も知覚の枠の中でしか生きられないという事だ。輪廻や死の発見まで言及しており、納得がいくものだった。
「新しいイリュージョンを得ることを楽しんでいる」(p195)と書かれているように、私自身も実践していきたいものだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
学問
- 感想投稿日 : 2022年5月7日
- 読了日 : 2022年2月23日
- 本棚登録日 : 2022年5月7日
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