澁澤さんの紡ぐ幻想世界と、野村さんの美しいオブジェが見事に融合された本です。なにものにも染まっていない乳白色の世界が広がりそれはあまりに濃厚でむせ返るほど。眠り続けるお姫様の夢は昏々と深く深く沈みゆき、一緒に落ちてゆく感覚。美しいです。(2009年3月読了)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2013年5月5日
- 読了日 : 2009年3月6日
- 本棚登録日 : 2013年5月5日
みんなの感想をみる