朝が来るまでそばにいる (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2019年8月28日発売)
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感想 : 53
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この世のものではないものたちと、生きているものたちの物語

愛する人との死別の物語
これを「暗くて悲しい話」と片付けられたらどれだけ楽だろうかと思う。大好きな人ともう永遠に会えない。なら、鬼になっても連れて行く。その感情は否定できない。
私に限って起こらないことだと誰にも断言できないからだ。

朝が来るまでそばにいる。
暗く悲しい夜は必ず来るけど、一緒に乗り越えよう。
そう行ってくれているようなタイトルのままに、
どの物語も暗い、悲しい気持ちの後に少し前を向ける優しさを放っている。

綾瀬まるさん、すきだなぁ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月27日
読了日 : 2019年12月27日
本棚登録日 : 2019年12月27日

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