幽霊伯爵の花嫁 -悪魔の罪過と忘れられた愛嬢- (小学館ルルル文庫 み 4-5)

著者 :
  • 小学館 (2012年8月24日発売)
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感想 : 16
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アスガント公爵家の領地に現れた子供をさらうという幽霊。
この幽霊捕縛のため公爵家を訪れたジェイクとサアラだったが、幽霊の特殊な能力のため、ジェイクが10年分の記憶を失ってしまう。

そして、バーンスタイン家のギルとミゼルカという墓守が乗り込んでくる。

この幽霊はバーンスタイン家から逃げ出したというのに、傲岸不遜なギルは訳を説明しようともせず、取りつく島もない。

しかし、やっぱりサアラは最強だった。
ジェイクに忘れられ、他家の墓守に無礼な態度をとられても、最後に勝つのはサアラ以外にはあり得ない。

今回は、いつも痛々しいほど早く大人になろうと背伸びしているエリオスにも、新たな出会いが。
前途多難ではあるけれど、エリオスにも子供らしい(?)交流が生まれればよいのにと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小学館ルルル文庫
感想投稿日 : 2013年2月5日
読了日 : 2013年1月31日
本棚登録日 : 2013年1月30日

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