宮沢賢治の詩や童話はたいていの人が知っているが、その全体像はなかなか摑みにくい。
新潮新書の「新書で入門」シリーズは初めて読んだが、簡潔で要を得ている。
五感が鋭い人でしばしば共感覚をも思わせる。また第六感も優れていた。エピソードとしたら賢治の理想の女性像が妖精のような慈母のような人というところが興味深かった。
賢治作品を改めて読んでみようかという気になった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2008年12月3日
- 読了日 : 2008年12月3日
- 本棚登録日 : 2008年12月3日
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