時は大正、和洋折衷が進んだ時代に、女学校で歌劇団をつくろうと奮闘する女学生のお話。
まずは、調度品、服装、建物など、そこかしこに作者さんのこだわりが感じられます。細かくて綺麗。うっとりしちゃいます。
そして、主人公の清さんの可愛らしいことと言ったら!
西洋人形のようだと称されるほ美麗さが、他の人たちと明確に違って描写されていますが、それにおごることなく素直で一途。
また、書生の梓が、容姿端麗のために女難にばかりあっているのに、お嬢様(清)に振り回されつつも、好きでたまらないのが見ていて微笑ましいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少女漫画
- 感想投稿日 : 2012年8月26日
- 読了日 : 2012年8月26日
- 本棚登録日 : 2012年8月26日
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