死命

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年4月25日発売)
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本棚登録 : 658
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離婚した山口澄乃は大学時代の仲間の集まりでもと恋人の榊信一と再会。
二人は小学生時代を新潟で過ごした幼馴染でもあった。
33歳でデイトレーダとして財を成した信一は、胃がんで余命も少ない中、幼い頃のトラウマで女性を絞殺する衝動に駆られ、連続殺人事件を起こす。
それを追うのがやはりガンで余命わずかな刑事蒼井だった。
連続殺人犯が真一であることを澄乃はつかむが不幸にも交通事故で死ぬ。死ぬ直前に電話を受けた蒼井が信一の存在に気づき、追い詰める。
最後は信一はつかまるが、両者共に病気により死を迎える。
今までの薬丸岳小説に比べると今イチに感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年5月13日
読了日 : 2012年7月7日
本棚登録日 : 2019年5月13日

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