931室もある世界最大規模のホテルという垂直統合型の一種の「装置産業」。
細分化された役割の職人が、芸で、もてなす。
靴磨き職人、食肉管理職人、エレベータ案内人、VIP対応専任・・・
氷彫刻職人。
小さな料理店で食材を削っていた。氷を削ってみたら、うまくできた。
コンテストで優勝がきっかけで帝国ホテルへ。
作品は残らない。だから、後々、そのすごさへのイメージが膨らむ。
世界最大規模のパン屋。
五つ星のレストランではパンは一日せいぜい200個程度。パン職人は雇えない。
パンとは、テーブルの上においてある、料理の間をつなぐ程度のもの。
帝国ホテルの規模だから、ホテル内で成立する。
最高級の小麦粉ではなく、そのパンに最適な小麦粉を使う。
裏を支える設備担当役員。
小学生のとき姉の教科書を見て中学の数学をマスターし、
中二で高校生の家庭教師を複数こなす。
その後、高専にはいるが、大学受験費を稼ぐために
新幹線ウエイター募集をアルバイト募集と勘違いして受け、合格。
しかし配属はなぜか設備部門。
ホテル内の設備クレームや要望を実現してく。
ホテルでの結婚式、バイキング、サービス料を発案したのは帝国ホテル。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2013年1月23日
- 読了日 : 2013年1月22日
- 本棚登録日 : 2013年1月21日
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