なぜ本を読むのか。兄弟間の論争のなかで、最後の回答がとてもぐさりと来ました。
兄弟に重点をあて読んでいましたが、他の登場人物に視点を置いても、面白そうだと思います。
孤独や、情操についての内容もありました。(今、私自身が、孤独や信頼、情操や責任、について考えている途中なので、こんなに複雑な世界をよくも簡単に・・・と思ってしまいました。。)
また視点を変えて読んでみたいです。
追記、皆様のレビューを見て思いました。この本はなんとなく小説を読んでいる人に読んでほしい本だと。展開に期待している人は、盛り込まれている内容がおおく、散漫で薄い感じがするかもしれません。が、書名になっている「小説あります」の意味を考えてみてください。なぜ著者はこの題名にしたのかわかりますか?この題名にこそ、著者の思いがこもっていると思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
9 文学
- 感想投稿日 : 2015年10月2日
- 読了日 : 2015年10月2日
- 本棚登録日 : 2015年9月15日
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