一人の男のいたたまれない姿に、同情してしまうのは、なぜだろう・・・男が悪いのに。・・・いやこの常識はまちがっているのかもしれない。
最後まで読んだけど、つらいの一言に尽きる作品だった。最後まで救いの光が見えてこない。狂う妻に付き添う夫の寂寥感がなんとも言えない作品だった。
伸一とマヤの今後が心配でならない。
愛情深い妻が、夫の不倫により壊れていき、それを支える(?)一緒に感化されていく物語。最後は妻と夫が入院するところで終わっている。
・・・が終わりの見えない物語
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
9 文学
- 感想投稿日 : 2017年9月7日
- 読了日 : 2017年9月18日
- 本棚登録日 : 2017年9月7日
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