グーグーだって猫である

著者 :
  • KADOKAWA (2000年7月1日発売)
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本棚登録 : 458
感想 : 69
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このマンガ、猫好きにはたまらないです。
だってページを開けたら、猫・猫・猫・・・。
猫好きの人なら「あ~、そうなのよね」と共感できるエピソードばかり。

でもそう猫好きってわけでもない私は、このマンガは買おうかな~、どうしようかな~と結構悩みました。
そんな私でもちょっぴり笑えてしみじみするマンガでした。

あ~。
猫ってこんなときにこんなしぐさをするんだ~。
こんな行動をとるんだ~。

そして、このマンガを読んで、私の中の大島弓子さんのイメージが変わりました。
大島弓子さんって人間嫌いでかなり変わった人だと聞いてたので、わがままな人なんだろうな~と思ってたんです。
マンガも自分のペースで描きたいときに描いてるイメージがあったので。

でも、捨てられた猫を飼ったり、ホームレスのおじさんの飼ってた病気の猫をわざわざもらい受けて献身な世話をするなど、本当に優しい人なんだな~と思いました。
そして、淡々とあるがままを受け入れる人なんだな~と思いました。

猫の「ごはん」のことを「エサ」と言うことに抵抗を感じる。

そんな感性の人だったら普段の人間関係には違和感をおぼえることばかりだろうし疲れやすいだろうって思います。
それとも猫好きな人は皆そういう感覚なのかな?

それにしても、グーグーって可愛い~♪
アメリカンショートヘアーの猫ですが、体に蛇のとぐろみたいな模様があって顔がまん丸なんです。
そして次々新しい猫ちゃんが増えてってもフレンドリー♪

猫好きさんはぜひ読んでみてください♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女マンガ
感想投稿日 : 2013年8月7日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年8月7日

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