最後の「回帰」の章がいい。日本語で読めるものがなくなってきたので、フランス語の勉強をはじめようかと迷わせるぐらいの魅力はある。
未開状態の無為と思われるわれわれの自己愛の手に負えない活動とのちょうど中間
一つの多面性
イスラム
両立しない感情の板挟みになると「彼らの抱く劣等感」を彼らは人が昔からアラブの魂と結び合わせている伝統的な昇華のさせ方ー嫉妬、誇りだかさ、ヒロイズムーによって補う。
人間の精神が作り出したものについていえば、それらの意味は人間精神の関わりにおいてしか存在せず、従って人間の精神が姿を消すと同時に無秩序のうちに溶け込んでしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
anthropology
- 感想投稿日 : 2012年5月30日
- 読了日 : 2012年5月30日
- 本棚登録日 : 2012年5月30日
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