京都大学准教授の特別講義。
クイズが旺盛なことに、疑問を持っていたのだけど、なぜ自分がそのような疑問を持ったか・この本を読んで腑に落ちた。
※クイズそのものは好きだし、楽しいし、悪くない。ただ、クイズ(だけ)が物差しになるのは違うかなあと。
学問を想い、問いに学ぶ。
自分を知り、自分という存在を知る。
この本から見つけた私への問い
・専門知識とは何か。
・新しいことが、価値あることではない。
・「大事なのはまだ誰も見ていないものを見ることではなく、誰もが見ていることについて誰も考えたことのないことを考えること」シュレディンガー
・全ての学問は歴史である
・我々は最初から最後まで「言葉」である
・科学的知見は、世界を見る1つの見方に過ぎない。
・「あぁ」
・勉強は答えのある問いを解く。学問は答えのない問いを生む。
・学問とは何か。
・人はなぜ分類したがるのか。
←司書は分類してなんぼなのだ。分類したその先で情報をつなげていく。あるいは、広げていく。
・研究の世界では、基礎と応用の線引きはあいまい。
・思考のフレームを作っていないか。正しいと思った瞬間、他を間違っていると思うようになる。
・研究者は繰り返し同じ本を読み返す。
←読み返すに価する本や資料を揃えているか。
・古典は、論文ではなく、備忘録や講演録などが残っている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
0類:総記
- 感想投稿日 : 2020年8月3日
- 読了日 : 2020年8月3日
- 本棚登録日 : 2020年8月3日
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