山の上に貝がらがあるのはなぜ? はじめての地質学

  • 岩崎書店 (2021年12月16日発売)
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感想 : 8

〇ラスト近くの山の上の光景がダイナミック&ロマンチックだ。地層は楽譜というのも素敵だ
〇はじめての地質学絵本

・地質学者とは“Geology”。ギリシャ神話で「カオスの娘」「母なる大地」とされる女神ガイア“Gea ”と「学問」を意味する“logia”が組み合わさった言葉。
“logia”は言葉“logos ”に由来する。
→地質学者とは「母なる大地の言葉を理解するもの」「岩の言葉を話すもの」とも言える。
←丸っと素敵だ


姉が弟(多分)に、山の上でなぜ貝殻が見つかるのか、地球の歴史と地層の仕組みをレクチャーする

・カキはどうやって山の上までやってきたのかな?
・世界で最初の地質学者と発見したもの
・化石ってどうやって出来るのかな?
・2本の線に挟まれた部分を地層という
 …崖が楽譜なら、地層は音符で線は休符
  地球の歌を聴く
・化石は地層の年代の手がかり
・地質時代の名前の由来
・化石のカキが暮らしていたころの地球を思う
 黒い濃い色の堆積岩…たくさんの有機物を含む
 茶色や赤茶色の岩 …空気に触れる環境で堆積
 灰色を帯びた地層 …水中で堆積した岩
・岩を拾って、割ってみて!
・化石になった今も海の中にいる生き物たち
・海はどうやって山をのぼったのかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 4類:自然科学
感想投稿日 : 2022年3月28日
読了日 : 2022年3月28日
本棚登録日 : 2022年3月28日

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