手順を教えるだけでなく、簡単な根拠も説明すると教えられる方も強く納得できやすい。
A little pot is soon hot.
器の小さい人間はすぐに怒る
日本人が説明下手なのはほぼ同じ文化背景を持つ人としか関わらないから。多民族国家では聞き手と話し手が共有している前提が少ない為「通じてるのかな?」とコミュニケーションが慎重かつ丁寧にならざるを得ない。
指導中の新人に対して「私が今何を説明しようとしているか、分かっている?」と聞くだけでもあなたと新人の間に視点のズレがないか確認できます。作業途中で「ここでは何に注意しなくてはいけない?」と聞いて、意図する道筋から新人がズレていないか要所要所でチェック。
「伝わっているか」を常に確認。
理解のゴールを最初に与えると推測する時間や、思考の節約が出来、物事を迅速に理解できる。教えたい事を要約し、そこから話し始めると良い。ジグソーパズルの組立て方と同じに考えると良い。
メリハリとは、話す時の要点提示サービス。見出しのある文章だと、聞く側はその分仕事量が減るので「分かりやすい」と感じる。
間髪入れず褒めるメリットは正しい記憶が薄れる前に刻み込めること。生徒は何が間違って、何が正しいのか良く分かっておらず、暗闇の中を手探りで進んでいる状態なので、その境界線にスポットライトを当ててやる。
山本五十六「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」
人格否定でなく、改善点を指摘。1ヶ月以内に復習させる。
覚えたければ人にどんどん教える事→何を理解できて、何ができていないのかが教える事で見えてくる。
つくづく人に教えるのは難しい事だと思う。これだけの労力を割いて教えてもらってるんだと言う事を心に留めておかなくては。
- 感想投稿日 : 2018年7月31日
- 読了日 : 2018年8月7日
- 本棚登録日 : 2018年7月27日
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