盤上の向日葵(下) (中公文庫 ゆ 6-2)

著者 :
  • 中央公論新社 (2020年9月24日発売)
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感想 : 236
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なんだか美しい話だ。この人は人物を魅力的に書くのがうまい。個人的な好みとして、映画でもなんでも、ストーリー云々よりも魅力的な人物が出てくるものが好きである。そしてストーリーもおもしろい。上巻のはじめのほうで壬生芳樹という名前の棋士が出てきて、羽生善治がモデルかなとおもったが、その羽生善治が最後に解説を書いてるところがまた良い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 93 日本文学、小説・物語
感想投稿日 : 2022年3月21日
読了日 : 2022年3月20日
本棚登録日 : 2022年3月20日

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