鳴沢了シリーズの第2弾。
前作の新潟の一件の後、了は東京で刑事になっていました。
刑事になるために生まれてきたというか、
自分が生きていくには刑事以外思いつかないというか・・・
いずれにしても深い心の傷を抱えながらも
その傷の原因となった刑事という仕事から離れられない運命なんでしょう。
そしてそこからやはり這い上がって成長して欲しいと読者としては思うわけで。
まぁ辞めてしまえばシリーズにはなりませんが・・・^^;
この作品では了は新しい恋をします。
たぶん恋仲になるんだろうなと思ったら
結構早い段階でなりました。どないやねんと思いましたが
突っ張っているものほど実は脆いのか?
この作品でも了はまた新しいそして深い傷を負います。
かわいそうに。
でもそれもきっと今後のさらなる成長に一役買うんでしょうね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2010年6月12日
- 読了日 : 2010年6月12日
- 本棚登録日 : 2010年6月12日
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